2006-06-29 夜と霧 新版 「ハイ・コンセプト」にて推薦してあった名著。内容は、 アウシュビッツの残酷さを訴えかけるものでもなく、 そういう人類の過ちを悔いるものでもなく、 ただただ、心理学者として、 ありのままの現象を分析した書です。というのも、 著者は心理学者でただ一人のアウシュビッツ実体験者とのことです。人の心に最後に残るものって、何だろな〜、 っていう人の根源的な問いにも答えてくれる濃い内容です。訳者の方も最高の方みたいです。