北の零年

正直、
日曜洋画劇場ってこともあってか、
あまり期待してなかったのですが、
、、よかったです。


だいたい映画が伝えようとしていることって、
わかりやすいもの、もしくは、
わかりやすく作ってあるものですが、


本作品は、
前知識がまったくなかったこともあってか、
何を伝えようとしているか、
わかりにくいというのが、
見ている途中の印象でした。


しかしながら、
この伝わりにくさは、
結末が見えにくいこと、
何が来るかわからない、
つまりは、
開拓だったんです。


最後になって、
やっとわかりました。
姿・形だけ新しいものをそろえていくことが、
そうではありません。


夢は信じて目指すから意味がある。
実現すると信じない夢はない。
信じるからこそ、誠になる。


いい言葉です。



以前、
見た『砂の器』といい、
東映の方々はさすがですね。


節々に魂を感じます。


渡辺謙の「お前はここにいる」
っていう台詞も泣かせます。


こういう思いができるって、
やっぱ映画っていいなと思います。