「新」メディア進化論―インターネットに押されるテレビ


「放送と通信の融合」
国が掲げるスローガン。


しかしながら、
事がなかなかスムーズに進んでいないようです。


その問題を詳細にブレイクダウンしていくと、
様々な問題があるわけですが、
結局のところとして、
「融合」のとらえ方に問題があるみたいです。


「放送」にも、
「通信」にも、
既存の組織があるわけで、
それらを一挙に融合するわけには到底いかないというわけです。


本書ではそれを踏まえ、
「放送と通信の連携」としています。


実際にワンセグ放送は、
見事に連携している例ですし、
「融合」という言葉が誤解を招いてしまったに他なりません。


今後、
インターネットという通信技術が、
放送分野でも大きく活用され、
見事に連携を果たしてくれることと思います。