世界経済は新しい舞台へ(大前研一氏)


http://www.nomura.co.jp/introduc/csr/sisan_fest_2007_kansai.html


行ってきました、
ノムラ資産管理フェア。


目当ては、
とある企業さんのことを知る事だったのですが、
なんといっても、
大前研一氏の講演会は楽しみにしていました。


書籍やポッドキャストでは、
何度も拝見してますが、
実物は初めてで、パワーも感じ取れました。


「世界経済は新しい舞台へ」
この講演会は、非常に面白い内容だったので、
概要を以下にまとめてみます。
※個人的なまとめですので、
事実とは異なるところがあるかもしれませんことご了承願います。


・正味資産価値、計算しといたほうがいいよ。


・納得した人生を生きることが重要。


アメリカの賞味資産のピークは48。
対して日本は死ぬとき。
死ぬまで貯金し続けるのです。


・新しい本を執筆中『心理資本主義』※真理かもしれません。


・今の経済は、ケインズ経済と逆。
そして、ボーダーレス。


・日本にはお金のニーズがない。


・日本が抱えている借金がそのうち返済されるのでは、と考えている人は甘い。
年間80万ずつ就業人口が減っていくため、支払い能力は減っていっている。


・日本で、ユーロやドルのカードを使って、買い物する。
円安ドル高。


・オーストラリアや香港の金融商品は平均5.5%


・日本が借金を返すには、
①徳政令
国民の貯金をパクる。
②税金を上げる
消費税20%x15年で解消。
しかし、経済は停滞する。
今の日本はコレをじりじり進めている。
③外国に国債を買っていただく。
日本が日本でなくなるため、危険。


・日本人は怒らない。駄目だ。


・偏差値教育でCランクをつけられた人間は、
「どうせ俺はCだ」と殻に閉じこもり、一生Cで終わる。
偏差値がないころは、
「いつか絶対Aになってやる」そういう人であふれかえっていた。
このマインドの違いが創出する人材レベルに影響する。


・日本は「突出した人間」を創出しなければいけない。


ノキアは一度倒産したが、携帯事業に注力することで復活した。
今では、フィンランド発で世界を代表する携帯会社に成長した。
だから、人材教育も「世界で活躍できる」そういうレベルを創出している。


・21世紀は答えのない世界。
戦後の「答えを覚える」から「答えを見つけ出す」スキルが重要。


・オリンピック選手育成に見られる「個人レッスン」。
感性を引き出す教育。
⇒発想力・構想力


・YOUTUBEは、
事が起こってからアップが「早くて」
内容が「ヤバイ」
雑誌には書けないものがある。


・アクティブシニアタウン
定年退職から死まで約25年。
この世代がもつ悩みは、寂しさ。夫婦仲。
解決方法は、同じ境遇を持つ人たちのコミュニティ。
千葉に5万くらいの規模で計画中。
月12万くらいで住める。


・世界に興味を持ちましょう。